海外旅行、出張で車を運転する場合と注意点

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海外を旅行するのが好きだけどツアーでは物足りないという方や仕事である国の中のいろいろな場所を訪問する計画があるという方にとって、現地でレンタカーを借りて自ら運転して自由に移動するという選択肢もあります。ツアーにはない場所を訪れたり自由に計画を立ててより充実した旅行や出張にすることができますが、海外で車を運転する場合はいくつかの点に注意しなければいけません。

まず海外で車を運転するためには免許証が必要となりますが、日本の運転免許証を取得している方は道路交通条約(ジュネーブ条約)に加盟している国であれば国際運転免許証を利用して車を運転することができます。国際運転免許証の申請は各都道府県の警察署の運転免許課、免許試験場、免許センターで行うことができますが、都道府県によって申請ができる場所が異なるためウェブサイトなどで事前に確認されることをおすすめします。また免許試験場や免許センターでは即日発行してもらえますが、警察署で申請する場合はおよそ2週間の発行期間が必要となるため余裕をもって申請しておきましょう。

  • ・国際運転免許証の申請を行う
  • ・渡航先の交通ルールについて調べておく
  • ・レンタカー会社とロードサービスを検討
  • ・海外での運転でも補償される自動車保険を契約しておく

また渡航を予定している国の交通ルールについても予め調べておきましょう。日本のように左側通行の国はイギリス、オーストラリア、インド、東南アジア、アフリカ南東地域の国々で、それ以外の多くが右側通行となっています。またアメリカや中国、韓国などの国では赤信号でも交差点を右折することができますが、オランダのように自転車が多い国では自転車用の信号機があるので状況を判断してから右折することになります。レンタカーを借りる場合も左ハンドルやマニュアル車だったり、ライトの付け方やワイパーの動かし方など分からない点も多いので事前によく確認されることをおすすめします。

海外旅行へ向かう家族

そして、海外で事故に遭遇したとしても日本で加入している自動車保険を使うことができない点に注意する必要があります。そのため海外で自動車を運転するのであれば、下の3つの中から補償を受けられるようにしておくことが大切です。まず海外旅行保険のオプションで付けられる「自動車運転者損害賠償責任特約」を付帯させることによって、海外旅行や出張中の運転でも補償が受けられます。ただし車両保険が付いていないことが多く、レンタカー会社を指定している海外旅行保険も多いのでこちらも事前によく確認しておきましょう。

海外における自動車保険の種類 概要
海外旅行保険 自動車運転者損害賠償責任特約を付けることによって補償
レンタカー保険 自動加入の強制保険と補償を手厚くする任意保険
海外赴任者総合保障制度 米国自動車保険加入紹介サービスなど

レンタカー保険とは現地でレンタカーを借りる際に契約をする自動車保険です。日本国内でレンタカーを借りる際は利用料金の中に保険料が含まれており自動的に補償が付いてきますが、海外で車を借りる際も自動的に保険への加入が必要になります。ただし海外のレンタカー保険では自分自身や搭乗者へのケガ、車両保険などは強制保険には含まれておらず、これらの補償を付けるためには海外でも任意保険に加入する必要があります。

また万が一事故に遭遇した場合に備えて日本語で対応可能なレンタカー会社を選択されることをおすすめします。日本レンタカーやオリックスなどは現地でも日本語で対応できるスタッフがいることも多く、またJAFの会員であればハーツやエイビスといった有名なレンタカー会社の会員優待を受けることもできます。海外旅行保険への加入や現地での保険料、サービス料金の支払いは海外でも利用できるクレジットカードが便利なので、出発前に1枚は持っておくように準備しておきましょう。

海外転勤や留学で車を運転する場合

海外転勤や留学で長期間海外に住むことになった場合、渡航先において任意の自動車保険に加入する方法もあります。またJALファミリークラブの会員であれば日常生活の個人賠償保険に加えて、米国の自動車保険を紹介してくれるサービスもあります。アメリカでは通勤や通学に車を使うことが多く、滞在先の住居から学校や学校までの距離だけではなく近くのスーパーマーケットや病院、駅までの距離も事前に確認しておきましょう。

この制度では自動車事故による補償を最大2億円までオプションで手厚くすることができ、借家の火災保険や弁護士費用の補償もあるので安心です。ただし、海外の法人へ所属する場合は保険の対象外となるので注意しましょう。

留学を楽しむ女性

また日本で加入している任意保険があれば、「中断証明書」を発行してもらうことによって等級がリセットされることを防ぐことができます。ほとんどの損害保険会社では中断証明書を利用することで最大10年間等級を維持することができ、再び日本国内で車を使用することになった場合は保険会社に連絡すれば以前の等級、または1つ上がった等級で任意保険の契約を行うことができます。海外赴任や留学の場合は廃車や譲渡の証明といった手続きは必要ありませんが、保険の満期日より6ヶ月以内に出国していることが取得条件となっています。

参考リンク
・地球の歩き方「特派員ブログ
・Cars Cafe「海外レンタカー保険
・JALファミリークラブ「海外赴任者総合保障制度

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