自動車保険の等級制度

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自動車保険の等級制度とは契約者の事故頻度によって保険料の割増や割引が決まるもので、1~20等級に分かれており初めて自動車保険を契約される方は6等級からスタートします。1年間事故を起こさず自動車保険を使わなければ翌年1等級上がり、より大きな割引率が適用されることになります。例えば6等級で19%割引の適用を受けていた人が事故を起こさず自動車保険を更新した場合、翌年は7等級に上がり30%の割引率が適用されることになります。

ただし事故を起こしてしまって保険を使った場合、翌年は3等級ダウン(事故1件あたり)し3等級の保険料(12%割増)が適用されることになります。1~6等級ではどのような場合でも同じ割引、割増率が適用されますが、7等級以上の方で無事故の人には事故無等級の割引率が、事故を起こした人は事故有等級の割引率が3年間適用されることになります。例えば15等級の人が事故を起こしてしまった場合、翌年は12等級の事故有等級が適用されるので55%の割引率から27%の割引率へと下がってしまいます。

等級 事故有等級 事故無等級
1等級 64%割増
2等級 28%割増
3等級 12%割増
4等級 2%割引
5等級 13%割引
6等級 19%割引
7等級 20%割引 30%割引
8等級 21%割引 40%割引
9等級 22%割引 43%割引
10等級 23%割引 45%割引
11等級 25%割引 47%割引
12等級 27%割引 48%割引
13等級 29%割引 49%割引
14等級 31%割引 50%割引
15等級 33%割引 51%割引
16等級 36%割引 52%割引
17等級 38%割引 53%割引
18等級 40%割引 54%割引
19等級 42%割引 55%割引
20等級 44%割引 63%割引

等級がダウンする事故には3種類があり、他人をケガさせたり自損事故を起こした場合は3等級ダウン、車が盗難されたり飛び石による車の破損は1等級ダウン、自身や家族がケガした場合は等級がダウンしないノーカウント事故とされます。ただし任意保険を使用しなければ等級はダウンしないので、事故で壊れてしまった車を修理せずに廃車した場合や飛び石による破損も自費で負担して修理した場合は等級には影響しません。そのため買替えや修理費用、翌年以降の保険料の増減を考慮した上で保険を使うかどうか検討することが大切です。

また損保会社を乗り越えても等級は引き継がれて新しい損保会社の割引率が適用され、別の車に乗り換えても等級は引き継いで使うことがます。また家族が所有する車をセカンドカー割引を使って同じ保険会社の自動車保険に加入する場合、通常は6等級からスタートしますが7等級からスタートさせることができます。

等級の活用方法

自動車保険の保険料を左右する要素として運転者の年齢設定や等級制度がありますが、年齢の若い人が車を購入して新しく自動車保険に加入する場合では保険料を抑える方法もあります。たとえば父親の自動車保険が17等級であった場合、子供がその自動車保険を引き継いで17等級の割引率を適用させ、父親が新しく7等級(セカンドカー割引)からスタートする方がトータルの保険料が安くなります。ただし同居している親族にしか引継ぎができないので、条件をクリアできるか確認した上で保険料の節約を検討してみましょう。

また保険の更新をしないで13ヶ月が経過すると6等級にリセットされてしまうので注意が必要です。将来、家族のどなたかが車を運転する可能性がある場合は損保会社へ連絡して中断手続きをしてことをおすすめします。中断手続きをしておくと等級はリセットされず、車を買い替えたり運転手が変わっても等級を引き継ぐことができます。

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