2018年 7月 の投稿一覧

テレマティクス保険の特徴と各社比較

テレマティクス保険とはドライブレコーダーや専用のスマホアプリなどを用いて、車の走行距離や運転者の安全運転レベルの分析や測定を行い自動車保険の保険料に反映させるというものです。測定装置の精度が向上したことで日本にも導入されるようになり、2020年には任意保険の加入者のおよそ3割がテレマティクス保険を利用すると予測されています。

安全運転を行う女性

テレマティクスとはTelecommunication(通信)とInformatics(情報工学)を組み合わせたもので、大きく分けて「走行距離連動型(PAYD)」と「運転行動連動型(PHYD)」の2種類があります。走行距離連動型はGPSなどを利用して車の年間走行距離を測定し、走った分=リスクの大きさに応じて保険料に反映させています。一方で運転行動連動型は比較的新しいタイプのテレマティクス保険で、保険会社から支給される専用装置(ドライブレコーダー、ブラックボックスなど)を対象車両に取り付けて安全運転のレベルを測定します。

  • 走行距離連動型(PAYD) … 走行距離に応じて保険料が変わる
  • 運転行動連動型(PHYD) … 運転者の安全運転スコアに応じて保険料が変わる

特に注目を集めているのは「運転行動連動型」で、安全運転を行う被保険者が最大20%の保険料割引を受けられるようになっています。また政府もテレマティクス保険加入者の運転方法を分析し、事故率低下に寄与しているか統計分析を行うこととしています。テレマティクスの装置を用いて保険会社が集める情報は以下のようになっており、それぞれの会社ごとに計算方法や事故率に対する考え方が異なるので同じデータであっても保険料への影響は異なります。

運転情報 運転行動情報
・運転日時、運転時間、頻度
・運転距離
・運転場所
・最高速度、平均速度
・アクセル、ブレーキ(頻度、強さ)
・車線変更(速度、頻度)
・コーナリング
・エンジン回転数

現在日本でテレマティクス保険を導入しているのは、「損保ジャパン日本興亜」「ソニー損保」「セゾン自動車火災」「三井住友海上」「東京海上日動」「あいおいニッセイ同和損保」「チューリッヒ」です。各社の記録方法や対応している連動タイプ、最大割引率は以下のようになっています。

保険会社 名称、記録装置 対応タイプ 最大割引率、利用料
損保ジャパン日本興亜 ポータルスマイリングロード
(カーナビアプリ)
走行距離
運転行動
-%
20%
ソニー損保 やさしい運転キャッシュバック
(ドライブカウンタ)
走行距離
運転行動
-%
20%
セゾン自動車火災 おとなの自動車保険
(専用車載器+スマホアプリ)
事故対応 無料
三井住友海上 GK 見守るクルマの保険
(専用車載器+スマホアプリ)
運転行動、事故対応 月額300円
あいおいニッセイ
同和損保
タフ・見守るクルマの保険
(専用車載器+スマホアプリ)
運転行動、事故対応 月額300円
東京海上日動 ドライブエージェントパーソナル
(ドライブレコーダー)
運転行動、事故対応 月額650円
チューリッヒ Z-Assist
(ドライブレコーダー)
運転行動、事故対応

テレマティクス保険を提供している損保会社の中でも運転行動連動型を利用して保険料の割引を行っているのは「損保ジャパン日本興亜」と「ソニー損保」の2社のみで、安全運転スコアが最高レベルを獲得すると保険料が最大20%となるので、安全運転に自信がある方は加入を検討してみましょう。

残りの会社はドライブレコーダーやスマホアプリを使って安全運転スコアを測定したり、万が一の事故の際にGPSを使って迅速に事故対応ができるようになっています。ただし、事故対応のサービスを向上させるためのテレマティクス保険は月額保険料が300~650円上がってしまうところもあるので注意が必要です。各社が提供している無料利用できるロードサービスの内容を確認した上で、必要なサービスか検討することが大切です。

テレマティクス保険で節約するポイント

テレマティクス保険の割引制度をうまく活用すれば保険料を大きく節約することができます。反対にペーパードライバーで運転技術が未熟な運転手にとっては、ゴールド免許割引が適用されたとしてもこれまで以上に保険料が割引されない可能性もあります。各保険会社によって安全運転スコアの採点方法や割引を重視するポイントが異なるので、自分自身の適性が最も生かせる保険会社を選ぶことが保険料節約につながります。

今後はドライブレコーダーやカーナビに専用アプリをインストールしたり、衝突安全ブレーキが搭載された車のITシステムと連動してテレマティクス保険が普及されていくと予想されています。また自動運転システムを搭載した車の安全性が認められれば保険料の割引につながると考えられますので、自動車保険の更新の機会に最新情報をチェックし契約車両がどのような割引を受けられるか確認されることをおすすめします。

参考リンク
・国土交通省「テレマティクス等を活用した安全運転促進保険等 による道路交通の安全
・損保ジャパン保険料「ポータルブルスマイリングロード

事故で全損になった場合に請求できる保険金の種類

先日、親戚が運転中にトラックから前面右方から衝突されました。相手方の前方注意不足による右折(赤信号発車)が原因でしたが、幸いにもエアバッグが機能し双方にケガはありませんでした。保険会社の対応も比較的スムーズで相手方の過失100%と判断されたため修理費用などをすべて相手方に請求することができたのですが、親戚が運転している車は「全損」と判断されたため車の買い替えか修理を検討しなくてはいけませんでした。その際に請求できた保険金の種類と全損と判断された場合の注意点についてまとめています。

トラックと衝突事故で全損した車

親戚の車は事故によって前面が大きく凹みフロントガラスも割れてしまっていましたが、エンジンはかかる状態ではありました。修理にかかる費用としては44万円ほどの見積もりが提示されましたが、親戚が乗っている車は型式が古い車両で時価額(30万円)が修理費用の44万円を下回っていたために「全損」と判断されました。

全損とは車が車としての機能を全て失うという意味だけではなく、修理費用が時価額(保険会社が基準価格を参考にしているレッドブックに記載)を上回る状態のことも言います。全損と判断された場合に相手方の保険会社、また自身が加入している保険会社に請求できる保険金はそれぞれ以下の通りです。

  • 相手方の任意保険
  • ・対物賠償保険
  • ・全損時修理特約(相手方)
  • 自身の任意保険
  • ・車両保険
  • ・車両無過失事故特約
  • ・全損時修理特約(車両超過修理費用特約)
  • ・買替時諸費用特約
  • ・新車特約
  • ・ロードサービス(帰宅宿泊費用サービス、無料代車など)
  • ・弁護士費用特約

まず相手方が任意保険に加入しており対物賠償保険を付帯させている場合は、車両の修理費用または全損時には対象車両の時価額を請求することができます。相手方が任意保険に加入していない場合に備えて「無保険車傷害特約」というものもありますが、これは事故によってこちらがケガや死亡した場合のみに補償されるもので自分の車の修理費用は補償されないので注意が必要です。

また無保険車に事故を起こされた場合はこちらの車両保険を使って自身が加入している保険会社に保険金を請求することができますが、こちらに過失が無い場合でも「車両保険無過失事故特約」を付帯させていないと翌年から3等級ダウンとなるので注意が必要です。

どうしても全損した車を修理して乗りたいという場合には、「全損時修理特約」を付帯させておくと車両の時価額を上回る部分について保険会社が負担してくれます。事故の相手方の超過修理費用を補償する特約もあるので、相手方がこの特約に加入している場合は相手方の保険会社に超過分について請求することも可能です。

反対に車を買い替えるという場合には、買い替えにかかる諸費用を負担してくれる「買替時諸費用特約」を付帯しておけば便利です。特に購入して間もない車に対しては「新車特約」を付帯させておけば、新車購入にかかる相当額を保険金として支払ってくれます。

負担してくれる諸費用 負担してくれない諸費用
・廃車費用
・車検費用
・車庫証明登録費用
・自動車取得税
・納車費用(※)
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険料

また車が使えなくなって買い物や通勤ができなくなって困るという方のために、無料で代車を利用できるサービスがロードサービスの中に含まれている保険会社もあります。無料で代車を利用できるのは修理にかかる期間や買い替えにかかる期間としている保険会社もあれば、1日~1週間までとしている保険会社もあるので契約時に必ず確認するようにしておきましょう。

相手方の過失割合が100%の場合の注意点

相手方の過失割合が100%ということは相手方が事故に関するすべての責任を負うということであり、事故によってこちらが被った損害のすべてを賠償してもらえるように請求することができます。ただし注意しなければいけないので、相手方の過失割合が100%の場合は自身が加入している保険会社が相手方の保険会社と示談交渉を行うことができない点です。そのため、相手方の保険会社と修理工場の指定や修理費用、車の買い替えに必要な諸費用の負担についても自ら交渉しなくてはいけません。

弁護士による交渉

このような場合に備えて「弁護士費用特約」を付帯させておけば、代わりに示談交渉を行ってくれたり裁判にかかる費用を保険会社が負担してくれるので泣き寝入りするリスクを抑えることができます。もちろん任意保険に加入していない無保険車の運転手に対しても継続して交渉してくれるので、交通事故によるトラブルに巻き込まれないためにも弁護士費用特約を付けられることをおすすめします。ちなみに弁護士費用特約のみを使用しても等級はダウンしません。

参考リンク
・SBI損保「全損時諸費用保険金特約

他人名義の車を運転する場合の任意保険の補償

もうすぐ夏休みも近づいてきていますが、旅行やレジャー先へのドライブ途中で運転を代わったり、友人や親族の車を借りてドライブをしたり他人名義の車を運転する機会も多い季節だと思います。このように他人名義の車を運転する場合において、自動車保険(任意保険)の補償を受けるためにはどのようなことが必要になってくるのでしょうか?

まず借りた車に対して所有者(他人)が任意保険をかけているケースを考えてみましょう。自動車保険では保険料を節約するために補償される運転者の範囲を限定することができようになっています。運転する人の属性によって範囲を決めるのが「運転者限定」と呼ばれるもので、大きく分けて「記名被保険者本人限定」「家族限定」「配偶者限定」「限定なし」の4つがあります。また運転する人の年齢によって範囲を決めるのが「年齢条件」と呼ばれるもので、「35歳以上」「30歳以上」「26歳以上」「21歳以上」「年齢制限なし」などに分類されています。

家族で夏休みのドライブ

運転者限定を「限定なし」で設定しているのであれば、他人が契約対象の車を運転して事故を起こしても任意保険の補償を受けることができます。ただし車を借りている運転者が年齢条件も満たしている必要があります。このケースでは他人の任意保険を使わせてもらっている形となりますので、もし事故を起こして保険金を請求すると、自分自身ではなく他人(契約者)の等級がダウンし事故有等級が適用されることになります。そうすると車を貸してくれた人に対して迷惑をかけてしまうので注意が必要です。

保険 契約対象 契約対象外 等級ダウン
運転者限定なし
(他人の任意保険)
自家用車、他人所有の車など なし 他人の等級
他車運転特約 自家用車、他人所有の車など 記名被保険者、配偶者、同居親族が所有していたり使用している車 自身の等級
1日自動車保険 自家用車、他人所有の車など 自分自身や配偶者などが所有している車、日常的または定期的に使用している車 なし

自分自身が自動車保険に加入している場合は、「他車運転特約」を付帯させることによって他人が所有している車を運転していても任意保険の補償を受けることができます。保険料は年間数千円アップしますが、他人が所有している車を借りて運転することがしばしばあり、万が一事故を起こしても貸してくれた人に迷惑をかけたくないという場合におすすめの特約です。ただし、この特約は記名被保険者が所有している別の車や配偶者、同居親族が所有している車には適用されないので注意が必要です。車両保険も補償されますが、自分自身が加入している任意保険の車両保険金額が限度額となります。そのため高級車を借りて事故を起こした場合、修理費用や全損時の車両取得費用に関して差額を自腹で支払う必要があるので注意しておきましょう。

3つ目の方法として「1日自動車保険」というものもあります。1日500円から加入できる短期間の自動車保険で、スマホやコンビニから簡単に加入申込みができるのが特徴です。対人対物補償が無制限、搭乗者傷害保険1,000万円、対物超過補償50万円などの補償内容となっており、各社のロードサービスも無料で利用することができるので旅行やレジャーで他人の車を借りてドライブされる方にもおすすめです。こちらの保険も自分自身や配偶者が所有している車は対象外となっており、また定期的に使用している車(週に1回借りるなど)にもかけることはできません。保険料が上がってしまいますが、車両保険(限度額300万円)を付帯させることもできます。1日自動車保険で事故を起こして保険金を請求しても、他人や自分の等級に影響を与えることがないというのもメリットの1つです。

他人名義の車で自動車保険に加入する場合と注意点

友達から車を譲ってもらって名義が友達のままでも自動車保険に加入することができるのでしょうか?購入した金額の領収書や売買契約書などがあり、実質的に所有者が自分自身になっていると判断されれば車検証の名義が他人のままでも自動車保険に加入することができます。ただし、以下の場合は注意が必要です。

  • 対象車両で任意保険の契約中における事故歴
  • ローン残高(割合)

譲ってもらう前に友人がたくさん事故を起こして保険金を請求し5等級以下になっている場合、名義変更を行っていないと低い等級や事故有等級を引き継がなければ自動車保険に加入することができなくなることがあります。というのも、たくさん事故を起こすと損害保険会社が引受不可という判断を下して、契約を断ることがあります。そこでいったん他人を記名被保険者にして運転者限定なしに設定し自動車保険に加入しようとする人が出てきます。このようなことを防ぐためにも、保険会社は車の所有者と記名被保険者の関係性については必ず確認することにしています。他人名義の車で自動車保険に加入する場合も同様に関係性が確認されますので、等級が低い人の名義のままになっていると高い保険料を支払わなければ自動車保険に加入できなくなることもあります。

また譲ってもらった車のローン残高についても事前に確認しておく必要があります。ローン残高が70%以上を超えているようであれば加入を断られることがあります。こちらは損害保険会社によって対応が異なるので、一括見積もりサービスなどを利用する際に備考欄にローン残高を記載しておけば引受可能か判断してくれます。加入申込みまでにローン残債の支払い義務者(負債者)や車購入に関する書類などの提出を求められることがあるので、不明な点などがあれば各保険会社の担当者に一度問い合わせされることをおすすめします。

参考リンク
・三井ダイレクト損保「車の名義が他人または家族でも自動車保険に加入できましたか?
・セブンイレブンで入る保険「1DAY自動車保険

イーデザイン損保

  • 1:無事故割や走行距離割引などリーズナブルな保険料を設定したダイレクト型自動車保険
  • 2:オリコン顧客満足度調査1位、専門雑誌のランキングでも1位を獲得
  • 3:万が一の事故にはセコムの救急対処員が現場までかけつけ、24時間365日利用可能

イーデザイン損保は東京海上グループの損害保険会社で、インターネットで契約することができるダイレクト型の自動車保険を販売しています。新規でも更新でも10,000円の割引になるインターネット割引をはじめ、走行距離に応じた割引制度なども充実しています。また業界唯一の無事故割引も適用され、契約した1年間が無事故であれば翌年から2%保険料が割引になります。7年間無事故であれば最大で5%の割引適用を受けることもできるので、事故を起こさない安全ドライバーであれば継続して契約するとお得になります。

また万が一事故を起こしてしまった場合でも、セコムの救急対処員が現場までかけつけてくれて、相手方へのヒアリングや事故現場の写真撮影、タクシーの手配といった事故対応を行ってくれます。セコムのサービスは24時間365日に対応しており、全国にある2,800拠点から事故現場までかけつけてくれます。その後はイーデザイン損保の専任スタッフに引き継がれ、相手方との示談交渉なども無料で行ってくれます。もちろんロードサービスも付帯されているので、修理工場へレッカー移動やパンク修理、ガソリン補給なども行ってくれます。

自動車保険の補償内容も充実しており、子供がいる家庭のために扶養金として子ども1人あたり500万円が給付される「育英費用特約」、女性が事故で顔にキズを負ってしまった場合に手術にかかる費用(限度額30万円)を負担してくれる「女性のお顔手術費用特約」といった他の損保会社には無い特約をセットできるのも特徴的です。

<< キャンペーン内容&適用条件 >>
現在、イーデザイン損保では友人や家族を紹介して新規契約すると「ハーゲンダッツミニカップ引換券3枚」が双方にプレゼントされたり、2台目以降の車もイーデザイン損保で契約すると「ローソンプレミアムロールケーキ2個」がもらえるキャンペーンを実施しています。専用ページから申込を行わないとキャンペーン適用にならないので注意しましょう。(詳しいキャンペーン適用条件はこちら

<< サービス利用&キャンペーン申込み手順 >> ※画像をクリックすると拡大します

1.イーデザイン損保のキャンペーンページへジャンプします

2.応募するキャンペーンを選択して、申込み方法や適用条件などを確認します

3.紹介者と紹介される人の氏名やメールアドレスを入力します

4.受付を完了すると下の画面が表示され、登録したメールアドレスへ案内状が届きます

5.案内状に記載されているURLをクリックします

6.キャンペーン内容を確認し、「お見積り・お申し込み」へと進みます

7.見積もりに必要な情報を入力していきます(手元に加入中の自動車保険の証券があると便利です)

8.見積もり結果を見て加入を検討します

※管理人の場合は、5万2500円の保険料が3万7500円ほどの見積もり結果となりました。

9.紹介された方が新規加入すると登録したメールアドレスにキャンペーン適用案内のメールが届きます。(※申込みされた翌月もしくは翌々月の月末に発送)

<< イーデザイン損保の口コミ、体験談 >>
・事故を起こしてもSECOMの警備スタッフがかけつけてくれるのが安心です。(20代、学生)
・夜勤の時は夜中に運転するので24時間365日事故受付と電話での対応しているのが良い。(30代、会社員)
・大手損保から乗り換え、保険料が2万円ほど安くなった。コールセンターの人も対応良かった。(40代、自営業)
・キャンペーン中に家族でイーデザイン損保に加入、ロールケーキの引換券をもらえました。(40代、主婦)
・事故対応満足度が1位になっていることもあり選択、もしもの場合も最初から最後まで面倒見てくれるので安心できる。(50代、会社員)

公式サイト:イーデザイン損保